明石3Mの会(第3回卒業生のクラス会)

確定申告e-taxの要領
マイナンバーカードを使って、確定申告する要領例を示します。

E-taxできる以前は、税務署で申告用紙を入手し、源泉徴収票の収入などの値を記入し、わからないところは、会場にいる指導員からアドバイスをもらい、申告票を完成させていました。この時には、何が収入で、無条件に控除される額がいくらで、扶養控除や、医療控除などが、どう控除されるかが、申告書の上で関連づけられて、理解できましたが、E-taxでは、指示された項目に入力してもそれがどう処理されるのかの説明はなく、結論だけが表示されます。可能な限り、それぞれがどう処理されるのかを補足しながら、説明します。

準備するものなど、必要な情報は、該当する税務署のHPで説明されていますが、下記にも、それを説明します。

(1)準備するもの
マイナンバーカード、
カード読み取り器・・・パソコンにカードリーダーを接続して、カードを読み取る方法で説明します。
iフォンなど一部のスマホではカードの読み取りが可能ですが、経験がないので、パソコンで説明します。
税務署のHPに、カードの読み取りが可能な読み取り器の型式が一覧表で表示されていますから、その中から購入してください。私のは、SONY/RC-S380/¥6500(還付されたら、元がとれる)です。
支給された年金の、源泉徴収票・・・支給された金額、社会保険料の額、源泉徴収税額が明記されています。
医療費の支払い額が大きかった場合、支払った医療費の領収書・・・私の場合だと、収入は年金支給額だけですから、支払った医療費合計>(年金支給額ー1,100,000)X0.05だと控除を受けられると思います。(この見解は自信がないが)(年金支給額ー1,100,000)は、申告書の上での所得金額です。

(2)マイナンバーカードを読み取らせる
マイナンバーカードを読み取り機にセットし、居住地の税務署のHPに接続する。
私の場合だったら、宇治税務署のHPに接続し、確定申告、パソコンでマイナンバーカードを読み取らせるなどの順に進める。
マイナポータルと連動という選択肢もあるが、使ったことがない。多分、税務署内のネットワークで、収入や経費や源泉分離課税などの情報が紐づけられており、自分でインプットしなくても、税務署側の連動で、申告が進むのだと思うが、私のパソコンなどの環境では、進めなかった。(その後、パソコンを買い替えたが、トライしたことがない)
4桁の暗証番号の入力を求められるので、入力する。

(3)収入の入力
①収入が、公的年金だけか、他にもあるのかを選ぶ。例えば、”雑所得”にもチェックを入れておくと、公的年金の入力が終われば、自動的に雑所得の入力メニューが現れます。
②公的年金の入力
支給された額、社会保険料の額、源泉徴収された税額を入力します。支給元は厚生省ですかと問われます。源泉徴収票を隅々まで読むと、”厚生省”だと分かりますから、"yes"で、入力完了です。公的年金をもう1件入力か入力完了かを選びます。
入力完了をクリックするまで、新しいメニューには移行しません。
入力をミスしたら、”戻る”をクリックすれば、どんどん戻ります。多分、暗証番号の入力まで戻ります。

(4)控除の入力
①扶養控除・・・扶養家族の有無を入力します。・・・事前に、例えば、配偶者ありで申請していても、ここで、”なし”で申請し、税額計算することは可能です。
②医療費控除・・・支払った総額が先に説明した額を越えていそうだったら、医療費控除の計算に移ります。扶養家族が支払った額も(生計を一にする家族が支払った額は)、計算対象になります。計算メニューに移ると、支払った日、支払った人、金額、医療機関名を入力できます。医療保険などで保障された場合は、申請対象外になると思います。合計額が、先に説明した金額を超えていれば、医療費控除が受けられ、超えていなければ、入力の手間を棒に振ります。
③生命保険料控除・・・生命保険会社から控除申請するためのデータを明記した文書(葉書)が来ています。”旧制度”か”新制度”か表記されていますから、それぞれに入力します。入力する額も、文書(葉書)に明記されています。
私はExcelで計算表を作成しており、計算式を仕込んでいるのですが、Excelシートの欄外に、保険料×0.25+25,000(Max=50,000)と書かれています。若干意味不明ですが、控除される額は、50,000円以下です。

この時点で、納付すべきか還付される税額が表示されると思います。
収入が公的年金だけとすると、所得金額=年金支給額ー1,100,000で、そこから、(社会保険料+医療費控除+生命保険料控除+配偶者控除+基礎控除(自分の分の控除))を引いた額が、所得税の対象になる額だと思います。
私は、その5%が所得税で5%が地方税だと理解しているのですが、確信がありません。(根気よくネットで検索したら、税率は分かると思いますが・・・)

この時点で、以前のような確定申告用紙の様式で、入力及び計算結果が表示され、これで間違いないですかと聞かれます。さきに手計算しておかないと、間違いないかどうかを判断できません。間違いないと返事すると、申請体制になり、”送信”すると、完了です。結果はパソコンにダウンロードされていますから、ダウンロードのホルダー内のファイルを印刷可能です。
税金が還付される場合は、どこに戻してほしいのかを選びます。銀行口座を入力するか、普通は、公的年金の入力口座を登録しているでしょうから、それを選択できます。
追加納税する場合は、クレジットカード払いか、コンビニ納付が可能です。コンビニ納付を選択すると、ローソンかファミマで手続するためのQRコード付きの伝票がダウンロードされます。

操作の途中で、”ややこしいな! 訳が分からへん!”と思うが、自分の思考能力の高さを信じて、世間の多くの人が対応しているのだ。自分にできないわけがないと強く念じて、進めてください。きっと、ゴールできます。

初めて確定申告する人は、確定申告会場に行って、手入力で申請することを勧めます。疑問点を会場にいる、国家資格を持った人(指導員)に質問し、指導を受けて、”税額計算の構造”を理解してから納税することを勧めます。

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