ホテル天の川

流星群にハマった経緯としらびそ高原・・・流星群の仕組の付属資料
私がペルセウス座流星群に取りつかれた経緯、その観察に適した場所を紹介します。

乗鞍岳の畳平(標高2700m)で車中泊ができた頃、初めて流星群を見ました。満天の星空、天の川、あまりにも多くの星に埋もれて、知っているはずの星座もどこにあるか分かりませんでした。1~2分に1個、流れ星を見ました。それが、ペルセウスス座流星群でした。
それから5~7年間、ほぼ毎年、畳平に行きました。しかし、毎年、必ず、1時間に60個近い流星が見れるものではありません。夕刻、雲が降りてきて、畳平は霧に包まれます。それがさらに下がらなければ、星は見えません。雲が下がっても、雲海のように停滞すれば、松本や塩尻の街の灯りが雲を下から照らし、雲海は薄明るく光ります。そんな条件では、見える星の数はうんと少なくなります。当然、見える流星の数も激減します。そんな夏の楽しみも、車中泊が禁止され、できなくなりました。
ペルセウス座流星群のピークは、だいたい、8月12日です。勤めている時は、この日が盆休みの連休中でなければ、星を見に行けませんでした。今は、退職したので、その問題はないのですが、遠くへ出かけると、交通渋滞に悩まされます。
毎年、ペルセウス座流星群を見に行ったのではありませんが、例えば、標高1600mを越える宿に泊まって、23:00頃、玄関先に出て、30m位歩けば真っ暗闇の空間が開けていたのですが、クマが怖くて、行けませんでした。
ロープウェイで簡単に行ける2000m位の山小屋がありますが、23:00頃に玄関から表に出られるか、分かりません。(”ホテル天の川”は出入り可能)

人の目には6等星まで見えるそうです。4等星が見えていると、400個位の星が見えているそうです。せめて、こんな環境でなければ、満足できる流星群は見れません。見える星の数を左右するのは、空気中の湿度です。つまり、乾燥した大気でなければなりません。8月12日には期待しにくい環境です。まず、海から離れた内陸部が望ましい。さらに、上空の風がどちらから吹いても、それが上昇気流になっている斜面で星を見るのは好ましくありませんが、しらびそ高原は南アルプスと中央アルプスの間にあり、どちらから風が吹いても、山頂(山脈)を越した乾いた風が吹きます。
多くのホテルは建物(玄関)の周りに水銀灯などの街灯があります。”天の川ホテル”は、それがありません。室内の灯りを消すと、窓からも明かりが入らず、壁伝いでなければ怖くて歩けない真っ暗闇です。今、都会で暮らしていると、こんな暗闇は経験できません。ホテルの前は芝生の広場です。フロントでマットを借りて、芝生に寝転がって星空を眺められます。もっと早く、このホテルの存在を知っていたらと反省しています。


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